証券の類は連騰したら売り続落したら買うものだ?
連騰も続落もレアケースなのだ。だから、連騰で売るとか続落で買うとか言ってみたところでそのような機会は滅多に来るものではない。もし機会が来たら売り買いすればいいが、ほんのお小遣い程度を手に出来るくらいだろう。勿論、外すリスクも残っているから博打をすれば痛い目にあうのが世の中だ。
テクニカル
面白いのは、毎月のデータで見ても、毎日のデータで見ても、毎時間や毎分のデータで見ても理屈は変わらない。どの次元のデータを並べてみても、連騰続落は希少価値で反発するものだ。
更に不足で反発を確認してから売り買いを考えると安全ではあるが、それでは成り行きと同じ状況になるだろうな。
連騰続落には理由がある
ここが大事。過去のデータをダウンロードして連騰続落を探してみる。その時に、理由をニュースなどをチェックして探しておくこと。しばらく、繰り返してみる。データの個数は100では少ない。1000くらいは欲しい。月データなら約10年。日データなら約3年、時間データなら約半年分になるか、。パソコンがあれば1000の量はゴミみたいなものだ。
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大事なことは連続回数です:
何個のデータで連騰続落が確認できたらOKか。これも1000個のデータを使ってシミュレーションすれば簡単だ。連続数を増やすとデータが消える。そういう事象はないのだ。せいぜい4回か5回ぐらいがいいところだ。3回まではよくある話。4回5回となるとレアケース。
もう一つ大事なことは変動幅だ:
連騰続落のなかで、何パーセントの変動があるか。1%なら1回の変動での発生する。ところが毎回1%はレア。4回で4%や5回で5%はレアケース。ここは連騰続落はあまり関係ない。5個のデータの初期値と最終値の値の比較で十分だ。
以上を勘案して、例えば次のようにルール化して、連騰続落の見極めに出来るかもしれない。
◎直近3個のデータで3%変動、直近4個のデータで4%変動、直近5個のデータで5%変動をについて、2つ以上確認できるタイミングがあれば、売り買いを発動する。
心理的には長さ(期間、連続回数)×深さ(変動率)から見えてくる面積の大きさも重要だ。5回で5%なら5×5=25.これが反発係数。単純だね。これを基準とすると、4回なら変動差6.25%、3回なら変動差8.3%、2回なら変動差12.5%、1回なら変動差25%ということになる。
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買うのはドルコスト平均法でも構わない。結果は大して変わらない筈だ。少なくとも併用したい。
売るのは仮に10%値上がりをもくろんでその日が来るまで待ち続けるというこれまた馬鹿みたいな方法もある。分配利回りがある場合はこれでも十分だろう。
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売り買いのフェーズの整合性
これはマネーゲームを成立させる上ではとても大事なことだ。
基本的には、売り買いのオペレーションはサイクルフェーズは整合していること。日データで判断するなら売りも買いも日データを利用する。でないとタイミングを失う。
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